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イノベーションワークショップ2009-2010

「ITと新たなビジネスモデル」第3回~パーク24 スペース提供ビジネスからの進化

当日の様子

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    当日の様子

参加者の声

・パーク24様のビジネスモデルの素晴らしさに感銘を受けました。
・西川社長のお話はとても興味深いものでした。前川先生、根来先生のコメントを的を射たもので示唆に富むワークショップだと思います。
・バリューチェーン←→プラットフォーム。この視点でいろいろと見直すことで面白い発見がありそうです。
・サービス業への転換やプラットフォームビジネスへの進出と、大変興味深く聞かせていただきました。
・グループワークはとても有意義でした。
第3回は、パーク24株式会社代表取締役社長の西川光一様より「パーク24 スペース提供ビジネスからの進化」をテーマに講演いただいたあと、サイバー大学の前川徹教授コーディネートのもと早稲田大学ビジネススクールの根来龍之教授のコメントを交えながら、参加者によるグループディスカッションを行いました。

【開催概要】

日時
2010年2月9日(火)18:00~21:00
会場
フューチャーアーキテクト株式会社(東京都品川区)
テーマ
「パーク24 スペース提供ビジネスからの進化」
スピーカー
パーク24株式会社 代表取締役社長 西川光一様
コーディネータ
サイバー大学IT総合学部 教授 前川徹様
コメンテータ
早稲田大学ビジネススクール 教授 根来龍之様
グループディスカッション概要
・放送業界にはコンテンツを流すプラットフォームがあり、良いコンテンツが増えれば視聴者が増える。広告枠は一定の時間しかないため、視聴者が喜ぶ番組に対して広告主が増えれば広告料金が上がるという良い方向へ回っていく。ただ、このモデルも視聴者から見れば無料のモデル。テレビだけに限らないメディアミックスもあり、逆に視聴者がお金を払う「ペイテレビ」なども出てきている。視聴者の確保が課題だろう。
・スマートフォンがプラットフォームとしてベースにあり、その上に利用者、アプリ開発者、キャリアがいる。基本的にこの三者には相乗効果があり、それぞれプラスに働くが、一方でキャリアが増えると競争になりマイナス面も出てくる。やはりアプリの開発が最優先。ここに魅力がないと利用者も増えないし、いい相乗効果も見込めない。
・鉄道をプラットフォームとして考えた場合、鉄道以外の不動産、商店、リゾート施設など会社を兼ねることがある。利用者が増えれば互いに利便性・売上がプラスになる。気をつけるべきは利用者の増加によって、鉄道自体の混雑や社会インフラなどがついていけないなどのマイナス要因もあることではないか。
主催
フューチャー イノベーション フォーラム
協力
フューチャーアーキテクト株式会社